ABAQUSのジョブ解析が始まりません

TSUBAME全体でのABAQUS使用量はライセンスで管理されています。ライセンス使用量には上限(=80トークン。12月~2月は160トークン)があり、上限を超える使用はできません。ABAQUSの解析が上手くいかない原因として、ジョブの実行に必要なライセンストークン数が足りない場合があります。

ライセンス消費トークン数

次の表の通り並列数に応じて変化します。

並列数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
消費トークン数 5 6 7 8 9 10 11 12 12 13 13 14

また、ABAQUS6.11-2から対応しているGPU計算はTSUBAME全体での使用数上限が1になっており、GPU計算中のジョブが存在すると他のジョブはGPUを使用した計算ができません。また、GPU計算の使用トークン数は,上記表の数値+1となります。

 

ライセンス使用状況の確認方法

TSUBAMEにログインし、次のコマンドを実行することでライセンス使用状況を確認できます。

lmutil lmstat -S ABAQUSLM -c 27030@t2zlic01

 

利用者の皆様へのお願い

一人で大量のジョブ投入を行いライセンスを大量に使用してしまうと、他のユーザが使用できない状況となります。そのため、一人あたりのライセンス使用トークンの合計を14まで(2013/1/24: 12から14に変更になりました)に抑えて頂きますよう、ご協力よろしくお願いいたします。

意図しないライセンス使用が続く場合の対処方法

PBSで投入したジョブをt2delコマンドで強制終了した場合、制限時間制限で終了した場合は、ジョブが終了しているにも関わらず、ライセンスを使用し続けている場合があります。この場合は、システム管理者が定期的に監視し、削除するようにしています。もし、ライセンスを使用し続ける状態が続いている場合は、お手数ですがお問い合わせフォームより状況をご連絡ください

また、インタラクティブノードで実行(つまり t2sub コマンドでジョブ実行していない場合)したABAQUSジョブが 正常終了せず、ライセンスを使用し続ける場合があります。この場合は、以下の手順で対処することができます。

(1) ライセンストークン使用中のノードをさがす。

$ lmutil lmstat -S ABAQUSLM -c 27030@t2zlic01
11M0TEST t2a006171 /dev/pts/27 (v6.8) (t2zlic01-prov/27030 2468), start Tue 12/15 12:34, 5 licenses
11M0TEST t2a006178 /dev/pts/15 (v6.8) (t2zlic01-prov/27030 1357), start Tue 12/15 23:45, 5 licenses
⇒ノード名は 2 列目の t2a006171、t2a006178

(2) トークン使用中のノードにログイン

$ ssh t2a006171
※t2a006171の部分は、(1)で調べたノード名に読み替えてください

(3) プロセスIDを取得するため、自分のプロセスを表示

$ ps f -fu `whoami`
UID PID PPID C STIME TTY STAT TIME CMD
11M0TEST 12345 1 0 Dec15 ? S 0:00 /usr/apps/isv/abaqus/6.8-4/exec/eliT_DriverLM.exe -job Tes
⇒2列目の「12345」がABAQUSジョブのプロセスID

(4) killコマンドに、プロセスIDを指定し、プロセスを削除

$ kill 12345