2017年度のTSUBAMEの運用予定について

(TSUBAMEアカウントをお持ちのすべての方向けの情報です)

                            学術国際情報センター
2017年4月4日

【重要】【2017年度のTSUBAMEの運用予定について】

 学術国際情報センターでは、2017年8月より、新スパコン「TSUBAME3.0」の運用を開始します。現在、システム設計や運用案の作成を行っている段階で、以下は正式に承認されたものではありませんが、利用者の皆様の円滑な環境移行のため、現時点で予定している運用計画についてご連絡いたします。ここでは触れられずまだご心配になられる事項もたくさんあるかと思いますが、Q&A等を用意し、決定次第速やかな情報公開を行っていきますのでご理解とご協力をお願いいたします。

  1. TSUBAME3.0運用開始について
  2. データ移行について
  3. TSUBAME3.0アカウントについて
  4. TSUBAMEポイントについて 
  5. TSUBAME2.5移行運用について
  6. TSUBAME2.5新運用(仮称)について
  7. 学内配布アプリケーションについて
  8. 教育用電子計算機システムについて
  9. 今後の予定

1.TSUBAME3.0運用開始について

 既報の通り「クラウド型ビッグデータグリーンスーパーコンピュータ」通称「TSUBAME3.0」の運用を8月より開始します。

2.データ移行について

**2017年10月末をもってTSUBAME2.5に残されたデータは失われます**

 TSUBAME2.5のデータはTSUBAME3.0には自動では引き継がれません。

 現在数十億ファイルもあるペタバイト級のデータ全てを現実的な時間内で移行するのはシステム管理者には可能です。そのため、利用者様にデータを取捨選択していただきご自身で移行していただく必要がございます。

下記「5.TSUBAME2.5移行運用」期間(約3か月)の間に利用者ご自身でデータの

  • TSUBAME3.0への移行
  • 研究室等のストレージサーバへの移行
  • 機密性の高いデータの消去

を確実に行ってください。

 2017年11月1日以降はデータ失われ、お問い合わせがあっても復元することはできません。

 特に、移行運用終了間際の2017年10月には、多数のユーザのデータ移行により、ストレージの性能が低下することが見込まれます。移行運用終了までにデータが取り出せるよう、計画的なバックアップ・データ移行をお願いいたします。

 

 例えばキャンパスネットワーク経由で研究室のNASに退避する場合、TSUBAMEはキャンパスネットワークに対して高速なネットワークで接続されていますが、研究室のネットワーク構成やNASの速度、ファイル数の多さによって速度は大幅に低下し理論値通りの速度が出ることはまずありません。

 例えば実効速度が10MB/sec(80Mbps)と仮定すると、1分で600MB、10分で6GB、1時間で36GB、1日で864GBとなります。1日で1TBも退避できません。
もし30TBの退避には、35日かかります。

 これは順調に進んだ場合であり、混雑による速度低下やストレージの障害等で中断される考えられますので、余裕のある移行計画をお願いします。

 

 なお、特に大容量のストレージを利用しているグループにつきましては8月より先行してデータ移行のお願いと移行支援をさせていただく計画があります。今後のアナウンスにご注意ください。

3.TSUBAME3.0アカウントについて

**後日、2.5とは別に再作成する必要があります**

 TSUBAME3.0のアカウントは現行のTSUBAME2.5とは独立し、TSUBAME3.0を利用する際には利用者自身で改めてアカウント登録を行っていただく予定です。これまで一人の利用者に対して利用形態により複数のアカウントが発行されるという不便な状況が発生しており、これらの改善にシステムを一新する必要があるためです。TSUBAME3.0利用ポータル(仮称)は現在開発・設計中であり、完成後、作成が可能になります。

4.TSUBAMEポイントについて 

**TSUBAME2.5のポイントは2017年10月末までしか利用できません**

 TSUBAME2.5のポイントはTSUBAME3.0のシステムと共用されません。現行TSUBAME2.5のポイントは下記「TSUBAME2.5移行運用」までしか使えませんので、
購入しすぎないようご留意ください。

 主な学外利用者(HPCI,JHPCNを含む、GSICがグループを管理しているTSUBAMEグループ区分)についてはポイント移行が計画されています。学内利用者がメイン管理者となるTSUBAMEグループは2.5と3.0のグループの対応付けがGSIC管理外で困難ため移行できません。

 より正確にはこちらの※が付いていないTSUBAMEグループ区分は移行されません。

5.TSUBAME2.5移行運用について

**2017年8月から10月末までの3か月間、移行のための運用が行われます**

 8月のTSUBAME3.0運用開始後、3か月間はTSUBAME2.5についても限定されたノード数(おおよそ400ノードを想定)で現行のSキューのみの運用を継続する予定です。この期間中に必要なデータの移行を行っていただく必要があります。

 この期間中はISVアプリケーションはTSUBAME3.0で調達したライセンスを利用することになります。

6.TSUBAME2.5新運用(仮称)について

**2017年11月以降、新環境によるTSUBAME2.5の運用を行います**

 TSUBAME2.5移行運用終了後に、TSUBAME2.5のハードウェアを用いて、新しいソフトウェア環境による運用を開始する予定です。この変更によりコストを大幅に抑えつつ、TSUBAME3.0と一体運用が可能となり利便性が向上します

 利用にはTSUBAME3.0のアカウントが必要となり、ストレージ(ホームディレクトリ・グループディスク)およびTSUBAMEポイントもTSUBAME3.0のものを使用します。

 新運用の詳細および開始時期については、決まり次第別途お知らせいたします。

7.学内配布アプリケーションについて

 TSUBAME2.5学内配布アプリケーションについても、TSUBAME3.0への移行に伴い、(つまり8月1日より)提供アプリケーションや提供方法・ライセンスサーバの変更が予定されています。詳細は決まり次第お知らせいたします。

8.教育用電子計算機システムについて

 TSUBAMEのストレージのアカウントを利用している教育用電子計算機システムにも影響します。計算サービス同様に利用者様にデータ移行を行っていただく予定です。TSUBAME3.0の運用開始は8月1日と第2クオータの途中ですので、授業に影響がないよう構成変更は第2クオータ終了後に行われる予定です。

9.今後の予定

 今後の大まかな予定です。開発の進捗状況等により変更される可能性があります。

2017.04.04 TSUBAME2.5 2017年度運用開始 (約1260ノード)

2017.08.01 TSUBAME2.5 移行運用開始 (約400ノード)、アプリケーションライセンス変更

2017.08 TSUBAME3.0 運用開始

2017.08.xx 教育用電子計算機システム構成変更

2017.10.30 12:00頃 TSUBAME2.5 移行運用終了、TSUBAME2.5 ストレージ運用終了

2017.11以降 TSUBAME2.5 新運用開始